ロッテ対西武 7回表西武1死一、三塁、ロッテ先発のボス(右)は代打平沼に右前適時打を許し降板する(撮影・小沢裕)

<ロッテ0-3西武>◇22日◇ZOZOマリン

ロッテは今季21度目の0封負けで連勝ストップとなった。

先発のオースティン・ボス投手(33)は6回1/3を7安打3失点、今季最多114球と粘投したが今季7敗目を喫した。3回に先頭打者古賀悠にソロを浴び先制を許す。4回には2死一、三塁から自らの暴投で追加点を許した。なんとか立て直したものの、7回にも1死一、三塁から平沼に右前適時打を浴び失点したところで降板した。

吉井理人監督(60)は「春先の強い球を投げるボスに戻ってきている」としながらも、「古賀(悠)選手はキャッチャーなので配球読んで一発勝負かけてくる。そこにまんまと打ちやすい球投げちゃったんで、あれはボスの油断と言ってもいいかもしれない」と先制弾を浴びた場面を振り返った。「ワイルドピッチのところは、彼は元々リリーバーだったので、ピンチでギア上げたときにちょっと制球を乱す。先発になってそこの加減、やり方がまだうまくないので、コントロールミスしてしまったかなと。でも状態は良くなってきている」と話した。

打線は西武先発高橋の前に沈黙。4安打にとどまり本塁が遠かった。吉井監督は「高橋投手の制球が良くて、ストライクゾーン広げてしまって、低めの変化球フォークボールを振らされていた。今日は相手のピッチャーにやられた」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】吉井監督「制球良くて、ゾーン広げて、フォーク振らされた」西武高橋光成に4安打0封負け