滝谷美夢

<滝谷美夢のみゆダイアリー>

23年までファイターズガールの中心メンバーとして活躍し、今後はタレント活動、Fビレッジアンバサダーとして挑戦を続ける滝谷美夢(25)のオリジナルコラムです。

   ◇   ◇   ◇

13日の日本ハム-ロッテ戦で始球式を務めさせていただきました。エスコンフィールドでの始球式は今回が2度目。前回はスリーバウンドほどの投球になってしまったこともあり、リベンジの気持ちで燃えていました。父とキャッチボールで練習。普段使わない筋肉を使ったため肩周りがかなり筋肉痛に。さらに相手をしてくれた父が少し負傷するハプニングもありました(笑い)。そんな父の分も背負って、「良い投球を」と臨みました。

改めて感じたのは、球場の壮大さ。エスコンフィールドは全ての座席がマウンドとホームプレート間向きに傾けて配置されており、試合が見やすいようになっています。いざマウンドに立つと、スタンドから注がれるファンの皆さんの視線がしっかり伝わってきて、うれしさと緊張が込み上げました。

そして迎えた一球。気合十分で投げたボールは惜しくもワンバウンドでキャッチャーへ。悔しさは残りましたが、スタメンマスクだった郡司裕也選手が構えたミットに、まっすぐ届いたので少し成長も感じることができました。さらに試合は劇的なサヨナラ勝ち! そんな感動的な試合の始球式を務められたことが心から幸せでした。キャッチボール相手の父も「ナイスピッチ!」といってくれたので喜びもひとしお。ただ、やはりノーバウンド投球への意欲が込み上げてきます。いつかまたそんな機会をいただけたら、三度目の正直。次こそは完璧な球を投げたいです!【滝谷美夢】

◆滝谷美夢(たきや・みゆ)1998年(平10)10月1日、札幌市生まれ。大学在学中の17年にファイターズガールアカデミーに入り、18年1月のオーディションで合格。同年からファイターズガールとして活動を始める。21年にはサブキャプテンを務めるなど中心的存在となり、22年の第73回NHK紅白歌合戦出演。インスタグラムのフォロワー数は9万人以上。趣味はYouTubeを見ること、特技は弾き語り。家族は両親。160センチ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】2度目始球式でワンバンへ成長、込み上げるノーバン意欲/滝谷美夢のみゆダイアリー