【神戸】C大阪戦で今季5度目の連勝へ 吉田監督「自分たちのリズムでパターンに持っていく」
ヴィッセル神戸は23日にヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪と戦う。
20日のサンフレッチェ広島戦で勝利し、連敗をストップ。首位のFC町田ゼルビアに勝ち点で並んだ神戸は、良い流れでアウェー連戦に挑む。中2日でのハードな連戦となるが、吉田孝行監督(48)は「アウェーで難しい試合にはなると思うが、前節同様勝ち点3取って神戸に帰れれば」と今季5度目の連勝に向けて意気込みを語った。
C大阪には5月のホーム戦で1-3と黒星を喫しているが、指揮官は当時よりも現在の状況を警戒。「今のセレッソの方がより完成されているし、本来やりたいサッカーができているのかなと思う」とし、「しっかりつないで背後を取ってくるのが今のC大阪。そこの部分でやられないことと、自分たちのリズムで(自分たちの)パターンに持っていくこと」と、いかに持ち味を出した戦いができるかが重要になると話した。
けがから復帰して2戦連続途中出場しているMF井出遥也(31)は「ヴィッセルに来てから一番いい状態だと思っている」とコンディションの良さを強調し「自分の特徴は相手を見てサッカーができること。自分が中間役でチームのために動いて、受けて、走ってと、人とは違う部分で自分の価値や良さを出さないといけない」と、強みを生かしての貢献に自信を見せた。