ブルワーズ戦に先発し、7回2失点だったカブス今永(AP)

<カブス1-4ブルワーズ>◇21日(日本時間22日)◇リグリーフィールド

カブス今永昇太投手(31)が本拠地でのブルワーズ戦に先発。7回3安打2失点、2四球5三振と好投したが、援護がなく今季6敗目を喫した。今季19試合で8勝6敗、防御率3・03。

首位ブルワーズとの直接対決5連戦の最終戦。初回は先頭に中前打を許したが、次打者を三ゴロ併殺打、3番コントレラスを遊ゴロに仕留めて無失点。だが2回、先頭イエリチに四球を与え、2死後に7番チュラングに2ボールから内角低めフォーシームを捉えられ、先制2ランを被弾した。3回も先頭に安打を許したが、後続を抑えた。

4回以降は相手を圧倒し、許した走者は7回1死から与えた四球のみ。チーム打率リーグ2位の打線相手に13人連続で打ち取った。

打線は5回に4番クローアームストロングの犠飛で1点を返し、今永は1-2と1点ビハインドでマウンドを降りて反撃を待ったが、追加点を奪えず敗戦。「3番DH」で出場した鈴木誠也外野手(31)は4打数無安打、1四球に終わり、今永を援護することができなかった。

今永は試合後、この日の投球について「2回まではそこまで良くなかったんですけど、キャッチャーのマグワイアがすごく良いリードをしてくれて、4回からは別人のように投げられたので、チームのみんなにすごく感謝しています」とコメント。2ランを打たれた場面には「ホームランを打たれたってことは、もう少しやることがあったんじゃないかなと思いますけど、現時点ではその選択しかできなかったと自分は思っているので、打たれた後、しっかり試合をつくろうとマインドを切り替えて投げていました」と振り返った。

これで直接対決5連戦は3勝2敗で終え、ブルワーズとのゲーム差は「7」。「これからもまだ試合はあるので、この結果を引きずる必要はないと思いますし、もちろん5つ全て勝てれば良かったですけど、ミルウォーキーも素晴らしいチームなので、これからも僕らは自分たちができることをやっていくだけかなと思います」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 カブス今永昇太、7回2失点好投も打線援護なく6敗「マインドを切り替えて投げていました」