DeNA対広島 2回表広島2死、羽月の投ゴロを処理するバウアー(撮影・野上伸悟)

DeNAトレバー・バウアー投手(34)が、7回途中9安打5失点でKOされ、今季10敗目(4勝)を喫した。

4回に広島モンテロに2ランを浴び、先制点を献上。7回にはファビアンの2ランで失点し、小園に三塁打を許した直後に降板を告げられた。

降板後に「失点してしまったが、今日の投球はハードコンタクトも少なかったので、自分の投球には納得している」とコメントしたが、広島羽月が構える前に投げるなど、試合ではいら立つ場面も見られた。

2点を奪われた次の回の5回には、小園を右飛に打ち取り、3者凡退に抑えたが、ベンチに戻る際にグラウンドに転がったバットを蹴って、どかせるシーンも見られた。

バウアーは、10日の巨人戦(横浜)に先発予定だったが、前日9日に腰の違和感を訴え、登板を回避。10日に出場選手登録を抹消され、5日の広島戦以来の先発マウンドだった。

登板前日の取材では、5月27日の阪神戦(倉敷)から「背中の筋けいれん」を抱えながら登板していると明かしたが、6月6日の日本ハム戦(横浜)での白星を最後に、9戦連続で白星から遠ざかる。

チームは現在3位で、2位巨人と1・5ゲーム差で4位広島とは3ゲーム差。混戦のCS争いに向け、バウアーの復活は不可欠になる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】バウアー、背信投球で自身7連敗で10敗目 転がったバットを蹴ってどかせる場面も