日本ハム対オリックス 2回表オリックス2死一、二塁、右越え3点本塁打を放つ西川(撮影・黒川智章)

<日本ハム-オリックス>◇21日◇エスコンフィールド

オリックス西川龍馬外野手(30)が有言実行の1打を決めた。

左足首の故障から復帰後3戦目。「2番DH」で出場。2回に3点を先制し、なお2死一、二塁。日本ハムのバーヘイゲン初球149キロ直球を完璧に捉えた。打った瞬間確信の5号3ランは右翼スタンドに吸い込まれた。

「チャンスだったので、積極的にいきました。打った瞬間です。勝てるように、最後まで引き続きがんばります」

前日20日は3回に左前へ適時打を放つも、1点を追う8回2死満塁では遊ゴロに抑えられた。「ああいう場面で打つために戻ってきた。次打てれば」と力を込めていた主軸が、好機に待望の1発。打線はその後も杉本裕太郎外野手(34)に2ランが飛び出すなど打者一巡の猛攻で一挙8得点。1イニング8得点は、19年6月23日の広島戦(マツダスタジアム)で延長10回表に9得点して以来6年ぶりとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】西川龍馬が待望の復帰後初アーチ「打った瞬間です」打線は6年ぶり一挙8得点