ロッキーズ対ドジャース 4回裏ロッキーズ1死二、三塁、アルシアの打球が右ひざ付近に直撃し倒れ込む大谷(撮影・垰建太)

<ロッキーズ8-3ドジャース>◇20日(日本時間21日)◇クアーズフィールド

ロッキーズ打線がドジャース大谷翔平投手(31)を打ち崩し、現地放送局は喜びに浸った。

この日の大谷はスイーパーやスライダー、カットボールが中心。ロッキーズ打線は2回に先頭ベックがカットボールを中前へ運ぶと、1死からモニアクが99・1マイル(約159キロ)の直球を中前へはじき返した。

先制の好機を演出すると、ドイルがフルカウントからのスイーパーを先制の適時二塁打。続くアルシアもカットボールを右犠飛とした。3回には先頭ベックから4連打が飛び出すなど、1イニングに6安打を集中。4回までに5点を奪い、大谷をマウンドから降ろした。

現地放送を担当した「Rockies.TV」は試合後、「ついにショウヘイ・オオタニと対戦しました。オオタニは9安打を浴びましたが、これはキャリアハイです。5失点の先発登板も2020年4月27日以来、初の5者連続ヒットも浴びました。これはいかにショウヘイが支配的かを物語っています。正しいアプローチをすれば勝つチャンスはある。ハイクオリティーのピッチャーがミスを犯せば、必ずそこを突かないといけない。ロッキーズはやり切りました」と喜びを語った。

試合も王者ドジャース相手に完勝。地区最下位のロッキーズには歓喜が広がった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「勝つチャンスある」大谷翔平を攻略のロッキーズ実況が歓喜「ついにショウヘイ・オオタニと…」