大谷翔平「真っすぐがいい感覚が出ていない中で」スライダー系メインの配球意図を明かす
<ロッキーズ8-3ドジャース>◇20日(日本時間21日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)が、変化球中心の配球に言及した。
この日はスイーパーやスライダー、カットボールを中心とした配球。2回に3安打で2点を失うと、4回には6安打を集中されて3点を失った。
投直が右足に直撃した影響などもあり、予定の5イニングは投げず。4回を66球、9安打5失点3奪三振で降板。そのまま敗戦投手となり、エンゼルス時代の23年7月14日(同15日)アストロズ戦以来、768日ぶりの黒星を喫した。
大谷はスイーパーやスライダーなど曲がり球が多くなった理由を説明。「真っすぐがカット気味に動いてたので、なかなか真っすぐがいい感覚が出ていない中で、(捕手の)ウィルがスライダー系の方が良いのではないかという中で、スライダーが多くなったと思う。自分の中で、コーナーを狙っている球が真ん中寄りに集まってくるのは傾向的にある」と話した。
【大谷の球種割合(多い順)】
◆スイーパー…20球
◆スライダー…15球
◆カットボール…9球
◆直球…8球
◆ツーシーム…8球
◆カーブ…5球
◆スプリット…1球