ロッキーズ対ドジャース 4回裏ロッキーズ1死二、三塁、アルシアの打球が右ひざ付近に直撃し倒れ込む大谷(撮影・垰建太)

<ロッキーズ8-1ドジャース>◇20日(日本時間21日)◇クアーズフィールド

ドジャースが地区最下位のロッキーズに痛恨の黒星を喫した。

打線は1回に大谷翔平投手(31)の二塁打などで1死一、二塁と好機を演出するも、テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が遊ゴロ併殺打に倒れ無得点。先発の大谷は立ち上がりを3者凡退に抑えたが、2回に3安打で2点を失った。

大谷は4回に先頭ベックに右前打を許すと、続くバナベルの二塁打に左翼手マイケル・コンフォート外野手(32)の送球エラーが重なり失点。さらに連打で1死二、三塁とされると、アルシアが放ったライナーが右足に直撃し、これが適時内野安打となって4点目を失った。

まさかの事態に球場は騒然。トレーナーらがマウンドに駆けつけたが、大谷はベンチに下がらずプレーを続行。2死一、三塁からフリーマンに適時打を浴びて5点目を失った。

大谷は予定の5イニングを投げきれずに降板。5回からエドガルド・エンリケス投手(23)にマウンドを譲った。

反撃したい打線は元気なく、6回にT・ヘルナンデスの21号ソロで1点を返すのがやっと。大谷には1-6の8回に代打の新人アレックス・コール外野手(30)が送られ途中交代となった。

地区最下位のロッキーズを相手に痛恨のカード2敗目を喫した。翌21日(同22日)は、カード負け越し阻止へレジェンド左腕のクレイトン・カーショー投手(37)が先発する。

大谷はエンゼルス時代の23年7月14日(同15日)のアストロズ戦(エンゼルスタジアム)以来、768日ぶりの敗戦投手となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャースが最下位ロッキーズに痛恨のカード2敗目 大谷翔平が4回5失点で768日ぶり黒星