ロッキーズ対ドジャース 2回裏1死二、三塁、アルシアの右犠飛でモニアク(左)の生還を許す大谷(撮影・垰建太)

<ロッキーズ-ドジャース>◇20日(日本時間21日)◇クアーズフィールド

ドジャース大谷翔平投手(31)とロッキーズのミッキー・モニアク外野手(27)の第1ラウンドは、大谷が中前打を許した。

大谷は今季10試合目の登板で、モニアクは「6番右翼」で出場。2回1死一塁の第1打席は、カウント2-2から99・1マイル(約159キロ)の直球をモニアクが中前に運んだ。

モニアクの安打で好機を広げたロッキーズは、続くドイルの適時二塁打とアルシアの犠飛で2点を先制した。

大谷とモニアクはエンゼルスで同僚。2人は「ミッキーマウスポーズ」などで仲の良さを見せていた。モニアクは16年ドラフト1巡目(全体1位)でフィリーズへ入団。20年にメジャーデビューを果たすと、22年8月にトレードでエンゼルスへ移籍した。

モニアクは3月25日(同26日)に、エンゼルスを電撃解雇。オープン戦は21試合で打率1割9分2厘、2本塁打、9打点、3盗塁と低調だった。同26日(同27日)には、ロッキーズと1年125万ドル(約1億8800万円)で合意したとMLB公式サイトが伝えた。

今季は打率2割5分6厘、自己最多の18本塁打、49打点、5盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.796としている。

6月にフリーランスの記者タイラー・ボロンスキー氏のインタビューに応じた際には、大谷について「一生に一度出会えるかどうかの選手。だから、今こうして彼を見られる時間を大事にしないといけない。彼が一番すごいと思うのは、本当に気取らない1人の仲間だということ。言葉の壁はもちろん少しあるけど、彼とはすごくいい関係を築けたんだ。今でも彼に会えば、ハグを交わして近況を語り合えるような、そんな関係でいられる。間違いなく孫にも『史上最高の選手の1人と一緒にプレーしたんだ』って誇れるよ」と話していた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、仲良しモニアクに159キロをセンター前安打 エンゼルス時代「ミッキーマウスポーズ」