ロッテ対楽天 スタンドに手を振るロッテ山口(撮影・小沢裕)

<ロッテ5-3楽天>◇20日◇ZOZOマリン

ロッテ山口航輝外野手(25)が今季初めての4番起用に見事に応える1発を放った。同点の7回2死二、三塁。楽天2番手の西垣が投じた低めの143キロカットボールをしっかり捉えた。打球は左中間のラッキーゾーンへ吸い込まれたが、山口は「まさか入るとは思わなかった」と全力疾走。「球場が暗くなって気づきました」と一塁を駆け抜けたところでスピードを緩め、笑顔でダイヤモンドを回った。

4番については「打順がちょっと早く回ってくるぐらいで、特に意識はしてなかった」と普段通り打席に入った。直近8試合で4本とハイペースで本塁打を量産。「やり返したい気持ちしか持ってなかったので、それがいい結果になってると思う。ファームでやってきたこと、福浦さんとか堀さんとかに教わってきたことを出せてるのが一番うれしい」と悔しい気持ちをチームを救う一発に変えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】山口航輝、今季初4番起用に応える1発「入るとは…球場が暗くなって気づきました」