【DeNA】東克樹が“偽装スクイズ”からの左翼越えの2点適時二塁打と策が的中
日刊スポーツ 2025年08月20日 19:18:01
<DeNA-広島>◇20日◇横浜
DeNAの策がぴたりとハマった。東克樹投手(29)が偽装スクイズでランナーを走らせた後、自らの一打で追加点をもぎ取った。
2回に2点を先制してなおも1死一、三塁で投手・東が打席へ。セオリー通りのセーフティースクイズではなく、2球目に犠打の構えのまま空振りした。一走・京田はスタートを切っていたが、相手捕手はスクイズを警戒して投げられず。「偽装スクイズ」が成功して1死二、三塁とチャンスを広げた。
そして3球目、広島大瀬良の143キロカットボールを強くスイングして前進守備の外野を越える左翼越えの2点適時二塁打。今季は試合前までで得点圏打率4割2分9厘と圧倒的な打撃センスを披露しており、27年からセ・リーグにDH制が採用されることが決まった直後にも「それはもちろん、僕としては全打席ホームラン狙ってる。あと1年半、残りの打席で1本打てるように頑張りたいと思います」と話しているとおり、自慢の打撃で“自援護”した。
情報提供元: 日刊スポーツ