ロッキーズ対ドジャース 2回表ドジャース2死、ソロ本塁打を放つ大谷(撮影・垰建太)

<ロッキーズ4-11ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド

ドジャース大谷翔平投手(31)が放った44号ソロに、現地実況も騒然とした。 大谷は第2打席は3-0の2回2死、左腕ゴンバーと対戦。初球の低めのスライダーは自打球となり、左足に直撃した。翌20日(同21日)の先発を控えている大谷に対し、地元放送局「スポーツネットLA」は「足に当てましたね。明日の先発ですが…」と少し心配そうに話した。

心配をよそに、大谷はカウント1-1から内角低めの90・6マイル(約146キロ)の直球を強振。甲高い打球音を残し、打球は右翼後方のブルペンへライナーで飛び込む44号ソロとなった。実況は「もしフェンスを越えなかったら突き破ってたでしょうね。足に自打球を当てたのですが…失礼しました」と驚きをあらわにした。

6試合ぶりの1発は規格外の打球だった。打球速度115・9マイル(約187キロ)、飛距離413フィート(約126メートル)、打球角度は驚きの19度で、一般的に長打が出やすい「バレルゾーン」とされる打球角度は約26~30度。

MLBのデータ分析システム「スタットキャスト」によると、打球の最高到達点は54フィート(約16メートル)、滞空時間はわずか4秒だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「失礼しました」大谷翔平の衝撃“4秒アーチ”実況が謝罪と感嘆「越えなかったら突き破ってた」