【なでしこ】近賀ゆかりさんがロールモデルコーチに就任 元女子代表として初

近賀ゆかりさん（2016年撮影）

日本サッカー協会（JFA）は20日、昨季限りで現役を引退した元サッカー女子日本代表なでしこジャパンの近賀ゆかりさん（41）がロールモデルコーチに就任したと発表した。元なでしこ戦士の同職就任は初。

03年に日テレ・ベレーザ（当時）で選手キャリアをスタートさせた近賀さんは、イングランドやオーストラリアなど海外でもプレー。日本代表としても11年女子ワールドカップ（W杯）ドイツ大会優勝に貢献。昨季限りで現役から退いた。

今後はアンダーカテゴリーの日本女子代表チームをはじめ、JFAが推進する若年層の強化および普及活動に携わり、これまでの豊富な経験と知見を後進の育成に生かしていく。

9月8日からUー1日本女子代表の国内活動（福島・Jヴィレッジ）から帯同する。

ロールモデルコーチは、過去に男子の元日本代表中村憲剛氏、内田篤人氏、阿部勇樹氏が務め、世代別代表やA代表の活動に参加していた。