アップする日大三ナイン(撮影・上山淳一)

7年ぶり4強入りした日大三(西東京)は20日、兵庫・西宮市内の球場で約2時間、打撃練習を中心に汗を流した。

準々決勝の関東第一(東東京)戦では、今大会2本目の本塁打を放った田中諒内野手(2年)は、約1時間の打ち込みで汗を流した。「今はバットが振れている。自分のスイングができているからかなと思います」と、その手応えを口にした。

好調の要因のひとつは「リラックス」。ホテル生活では「お風呂には長めに入って、部屋でストレッチは欠かしません。ホテルの食事もおいしいんですよ」と、大阪入りしてから体重は92キロから5キロアップ。「とくに焼き肉がおいしかったです!」と、満面の笑み。そのおかげでパワーアップし「西東京よりも自分のスイングができています。打球の角度がいい。自分のスイングができている証拠です」と、手応えバッチリだ。

21日の準決勝は横浜に打ち勝った県岐阜商と対戦する。「打撃のいいチームと聞いている。自分たちも、しっかり打ち勝っていきたいです」。「強打の日大三」の4番として、バットで勝利に導く。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】日大三が準決勝前に練習 4番田中諒、体重5キロアップ「自分のスイングできている」