武田一浩氏(2023年10月)

<ロッキーズ-ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド

ドジャース守備で珍プレーが発生したが、ベテランの好守で難を逃れた。

7-0の4回無死、バナベルが放ったボテボテの投ゴロを、先発エメ・シーハン投手(25)が前進して処理。一塁へ送球したが、一塁手フレディ・フリーマン内野手(35)の頭上をはるかに越える大暴投となった。

バナベルはこれを見て、一塁を回り二塁へ向かった。ところが、バックアップに入っていた二塁手ミゲル・ロハス内野手(36)がスライディングして捕球すると、体を回転させて二塁ベースカバーのムーキー・ベッツ内野手(32)へストライク送球。ヘッドスライディングする走者を刺し、慌ただしいプレーをベテランが好守で締めくくった。記録は安打。

このプレーには、NHKBSで解説を務めた武田一浩氏(60)も「コントみたいですね」と苦笑いで話した。

この日は序盤からドジャースが圧倒。1回にフリーマンとテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の適時打で2点を先制すると、2回には新加入アレックス・コール外野手(30)の移籍後初アーチとなるソロ、大谷翔平投手(31)にも44号ソロが飛び出した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「コントみたいですね」ドジャース守りの珍プレーを大ベテランが救出 NHK解説も思わず苦笑い