アレクサンダー・イサクのインスタグラムから

去就が注目されているニューカッスル所属のスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(25)が、リバプールからの獲得オファーを拒否しているクラブに対し「関係はもう継続できない」と決別を宣言した。20日、自身のインスタグラムで声明を出した。

1億1000万ポンド(約219億円)の提示を受けて約20日がたつ中、ついに自ら口を開いた。

「私は長い間、他の人々がさまざまな発言をする中で沈黙を守ってきました。その沈黙によって、人々は自分たちにとって都合の良い解釈を押し付けることができました。たとえそれが、密室で実際に交わされ、合意された内容を反映していないと分かっていてもです」

「実際に約束は交わされており、クラブは私の立場をずっと前から知っていました。今になって、これらの問題が表面化したばかりであるかのように振る舞うのは、誤解を招きます」

「約束が破られ、信頼が失われれば関係は継続できません。今の私にとって、まさにその状況です。だからこそ、変化は私だけでなく、全員にとって最善の利益となるものです」

イサクは23-24年に21得点、24-25年に同23得点とプレミアリーグを代表するストライカー。昨季はイングランドリーグカップ(カラバオカップ)の優勝に貢献している。

ニューカッスル側はイサクの評価額を1億5000万ポンド(約298億円)としており、手放すつもりはないとしている。シーズンが開幕した中で中ぶらりんの状態だ。

9月1日の移籍市場は開いており、現地メディアによるとリバプール側が次回のオファーで最低でも1億2000万ポンド(約239億円)を提示するという。

イサク自身がニューカッスルでプレーする意思がない中、どういう結末になるのか英国では大きな話題となっている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 リバプールからオファーのイサク、ニューカッスルに対し「関係はもう継続できない」と決別宣言