阪神対中日 中日に勝利しタッチする阪神ナイン(撮影・加藤哉)

<阪神-中日>◇19日◇京セラドーム大阪

阪神が3連勝し、マジックを21に減らした。

17日巨人戦(東京ドーム)まで1番中堅でスタメン出場を続けてきた近本光司外野手(30)を外し、3年目井坪陽生外野手(20)を「8番中堅」でプロ入り初出場、初起用。「7番捕手」には7月31日広島戦以来となる栄枝裕貴捕手(27)を配置、「1番遊撃」で熊谷敬宥内野手(29)を起用し、大幅に打線を組み替えた。

打線は1点を追う2回1死一、二塁から栄枝が同点の右前適時打で期待に応えた。さらに、続く井坪が三塁前への緩いゴロでの内野安打に敵失を誘発。悪送球の間に走者2人が生還して逆転の2点を追加した。

同点で迎えた6回2死一、三塁で代打糸原健斗内野手(32)、熊谷の連続適時打で2点を勝ち越した。

先発したジェレミー・ビーズリー投手(29)は5回に2点のリードを守れず5回途中5安打3失点。6度目の先発でも今季初の先発白星を逃した。

1点リードの8回には17日巨人戦(東京ドーム)でプロ野球新記録となる40試合連続無失点を樹立した石井大智投手(28)が登板。1回1安打無失点で、自身の記録を伸ばし、31ホールド目。9回は岩崎優投手(34)が締め25セーブ目を手にした。

チームは中日2連戦初戦の勝利で今季負け越していた中日との対戦成績を8勝8敗の五分に戻した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】3連勝でM21 石井大智は41試合連続無失点 岩崎優25セーブ目