アトレチコとトットナムが久保建英に興味 パリ・サンジェルマンも獲得に動く可能性ありと現地紙
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(24)の去就に関する緊張感のある静けさが、今夏の移籍市場が終了する9月1日まで続く見込みだとスペイン紙アス電子版が19日に報じた。
同紙によると、Rソシエダードは久保の残留に自信を持っているものの、アトレチコ・マドリードとトットナムが現在、興味を持っているとのことだ。
Aマドリードはウインガーを探しており、久保はシメオネ監督のお気に入りだという。しかし、Rソシエダードには残留に向け、久保の契約解除金が6000万ユーロ(約102億円)に設定されているという有利な点がある。
これはAマドリードが獲得を考えられる金額ではなく、Rソシエダードも久保を重要な戦力と考えているため、金額値下げ交渉に応じるつもりはないとのことだ。
一方、トットナムは資金面に問題はなく、実際に昨季、すでに獲得に向けて探りを入れていたという。しかし、他の選択肢も検討しているため、最終的にオファーを出すかどうかは不透明な状況にあり、久保自身がトットナムのプロジェクトに魅力を感じるかどうかという問題もあるとのことだ。
さらに、フランスでは最近、パリ・サンジェルマンが韓国代表MFイ・ガンインを放出した場合、久保獲得に動く可能性があると報じられている。(高橋智行通信員)