【阪神】中野拓夢がスーパーカバーでピンチ救う それた球を走ってベアハンド送球 ピンチ脱出
日刊スポーツ 2025年08月19日 20:38:49
<阪神-中日>◇19日◇京セラドーム大阪
阪神中野拓夢内野手(29)が瞬時のカバリングでチームを救った。
3-3の6回。1死一塁から一塁走者の上林誠知外野手(30)がスタート。捕手からの二塁送球が滑り込んだ上林の体に当たり、遊撃方向にコロコロと転がった。
二塁ベース後方でカバーに入っていた中野は、無人のエリアにボールが転がったのを見ると、すぐに全速力で追いかけた。三塁に向かう上林と競走のような形になった。
遊撃の定位置あたりで追いつくと、ベアハンドでつかんで、ランニングスローで三塁ベース上にストライク。ぎりぎりのタイミングで上林をしとめた。
球場内は感嘆するようなどよめきが充満した。
セーフなら1死三塁のピンチだったが、ここを無失点でしのいだ。
中野は5回にも飛球をダイビングキャッチしていた。
情報提供元: 日刊スポーツ