DeNA対広島 4回表を終えベンチに戻るDeNA平良(撮影・野上伸悟)

<DeNA-広島>◇19日◇横浜

DeNA平良拳太郎投手(30)が5回1失点と好投も、アクシデントでの途中降板の事態に見舞われた。好投を続けて5回先頭の打席に立ち、3球目で直球をファウルにした際、上半身に違和感を感じたのか表情をゆがめる場面があった。この打席は一ゴロに倒れるも、6回のマウンドには上がらず。ベンチ裏で治療したものの、降板を余儀なくされた。

リベンジを期したマウンドだった。11日ヤクルト戦(神宮)では3回7安打4失点と粘れず。右打者へのスライダーを中心に制球が乱れた。前日18日には「ゾーン内でしっかり勝負してうまく緩急をつけられたら」と話していた。その通り、1回2死二塁では広島末包に変化球で追い込んで最後は146キロ直球で見逃し三振に仕留めた。5回1死一塁からもファビアンを遊ゴロ併殺打でしのぎ、6回以降も…という場面でのアクシデントだった。

先発陣は大貫が上半身の違和感、ケイとバウアーが腰の違和感と離脱が相次いでいる。平良も前日には「穴が開いたところを埋められるように」と意気込んでいたが、まさかの事態となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】平良拳太郎がアクシデント降板か 5回1失点と好投も打席で顔をゆがめる