ロブ・マンフレッド・コミッショナー(2024年10月撮影)

米大リーグ機構が32球団制への球団拡張に際し、地区再編を検討していることが、明らかになった。ロブ・マンフレッド・コミッショナー(66)が18日、ESPNによるリトルリーグ・ワールドシリーズ中継の際に「拡張を行うなら、地理的な再編ができるチャンスがある。選手たちの移動負担をかなり軽減できるし、例えば東と西のくくりにすれば、ポストシーズンのフォーマットもESPNのような放送局にはより魅力的になるはず」と語った。

これまで同コミッショナーは、退任予定の29年までに2球団の球団拡張を承認したいとの希望を口にしていた。東西にリーグを分割すれば、現在は東部ボストンのレッドソックス-西部ロサンゼルスのエンゼルスを例に「頭痛の種」である東部時間午後10時(太平洋時間午後7時)開始の試合が、西海岸同士なら魅力的な時間帯になるとした。また、新規の球団加盟料については10億ドル(約1450億円)規模と示唆した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 MLBが32球団へのリーグ拡張時に地区再編を検討 マンフレッド・コミッショナーが明かす