阪神対中日 グラウンドに笑顔を見せながら入る近本(撮影・上田博志)

阪神近本光司外野手(30)が19日に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得要件を満たしたことを受け、阪神竹内孝行球団本部副本部長が取材に応じた。

「近本選手がFA権取得ということで、本人にはもちろんお声がけをさせていただきました」と切り出し、球団にとって必要な選手という問いには「もちろん」と即答。球団としては全力で慰留に努める方針だ。

リーグ優勝争いのまっただ中ということもあり「まだシーズンを戦っている最中ですので、シーズンが全部終わってからしっかり話はしたいなと思っておりますし、本人にもその話はしました。本人の権利ですし、そこは今後話し合っていく」と説明した。

近本は1年目からレギュラーとして活躍を続け、7年目での最短取得となった。実績を考えてもチームにとって大きな存在。竹内副本部長は「それはもちろん。みなさんもご存じの通りだと思いますけど、成績を見ればですね」と続けた。

昨年は4人が国内FA権を初取得。大山悠輔内野手(30)と原口文仁内野手(33)は行使した末に残留。坂本誠志郎捕手(31)と糸原健斗内野手(32)は宣言せずに残留した。

今季はすでに植田海内野手(29)も資格条件を満たしている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】国内FA権取得の近本光司に竹内副本部長”欠かせぬ選手”と即答 球団は全力慰留の方針