横浜対県岐阜商 10回裏県岐阜商無死満塁、小鎗の中越え同点の適時二塁打に喜ぶ県岐阜商(撮影・和賀正仁)

<全国高校野球選手権:県岐阜商8-7横浜>◇19日◇準々決勝

県岐阜商(岐阜)が横浜(神奈川)を延長11回、タイブレークサヨナラで破り16年ぶり8度目の4強入りを決めた。準決勝で日大三(西東京)と対戦する。横浜は98年に続く2度目の春夏連覇を逃した。

4点差を追いつかれ4-4でタイブレークへ。10回表に守りが乱れ3点を勝ち越された。それでもその裏無死満塁から6番小鎗 稜也捕手(3年)が左中間へ走者一掃の同点適時二塁打を放ち追いついた。11回表を無失点で切り抜けるとその裏、2死一、三塁から4番坂口路歩(3年)がサヨナラ打を放った。

守っては先発左腕の渡辺大雅投手(2年)が5回1安打無失点の好投で流れを呼び込んだ。

横浜は8回に4点差を追いつきタイブレークへ。10回表に3点を勝ち越したが、その裏奥村頼人がリードを守れず111回へ。11回表に得点を奪えず春夏連覇を逃した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】県岐阜商が延長11回タイブレークサヨナラで16年ぶり4強 横浜は春夏連覇逃す