【甲子園】日大三、関東第一で監督経験の小倉全由氏が両校監督ねぎらう「自分は幸せ者」
<全国高校野球選手権:日大三5-3関東第一>◇19日◇準々決勝
両校で監督を務め、春夏22度の甲子園に導いた、侍ジャパンU18代表小倉全由監督(68)が両校監督をねぎらった。
この日はABCテレビのゲスト解説。放送席から熱戦に目をこらした。関東第一の米沢貴光監督(50)は教え子で、日大三の三木有造監督(51)は26年間ともにチームを率いてきた。「米沢監督が米沢監督のチームをしっかり作って、そしてまた三木監督は、自分が上がってからこの3年、本当に自分が育てたチームをここまで連れてきたってことですね」と総括した。
米沢監督の野球とは「少ないチャンスをしっかりとものにし、足を絡める。確実にバントで送る。本当に素晴らしい基本の野球を指導してこのチームを作った。甲子園に来て本当に力を出し切る、安定した野球を米沢監督がやってくれてますね」と評価。一方、日大三は「三木監督が3年間指導したチーム。いいチームを作ってくれましたね」と目を細めた。最後は「自分は両校の監督をやったってことでここで見せてもらった幸せ者だと思ってここで見てました」と結んだ。