6回、2失点で踏ん張るドジャース山本由伸(AP)

<ロッキーズ4-3ドジャース>◇18日(日本時間19日)◇クアーズフィールド

今季メジャー最低勝率のロッキーズが、同地区首位のドジャース相手にサヨナラ勝ちを決めた。今季36勝89敗で依然として勝率3割未満だが、ここ7試合で6勝と勢いに乗る。

0-2の3回、相手先発の山本相手に先頭キャロスが四球で出塁し、続くドイルの右前打で無死二、三塁とチャンスを広げ、9番リッターの2点適時打で追い付いた。6回に1点を勝ち越されたが、7回に5番トーバーが山本の93・1マイル(約149・8キロ)直球を右翼ブルペンへ運んで再び同点。そして3-3の9回、1死からトーバーの浅いフライが右前二塁打となり、次の新人バナベルが二遊間を抜けるサヨナラ打を放った。チームメートから盛大な祝福を受けたバナベルは「子どものころから夢見てきたこと。クアーズフィールドで、このファンの前で打てて良かった」と喜んだ。

これでドジャース戦での連敗は10でストップ。シーファー監督代行は、試合後の会見で7回4安打3失点と力投した山本の投球に言及。「ヤマモトは非常にタフな相手だった。ボールはゾーン際や低めに集まっていたし、打ち崩すのが難しかった。だがキャロスの一塁から三塁までの好走塁やドイルのヒット、リッターの2点適時打で早い段階で点を奪うことができた。どんな形でもなんとか点を取ろうとした。みんないい仕事をしてくれたよ」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 山本由伸の投球に敵将も絶賛「非常にタフな相手だった」シーファー監督代行が言及