山梨学院戦に先発する京都国際・西村(撮影・白石智彦)

<全国高校野球選手権:山梨学院ー京都国際>◇19日◇甲子園

京都国際のエース西村一毅(3年)が6回9失点で降板した。

2回、甲子園で自身1試合最多の5失点。1-0の2回、先頭の横山悠捕手(3年)に、2ボール1ストライクからのストレートを左翼ポール際に運ばれた。西村にとって甲子園で許した初本塁打。山梨学院に追いつかれ、その後味方守備の乱れも絡んでこの回5点を奪われた。

2年生のセンバツは登板機会がなく、優勝した同夏は被本塁打はゼロ。今夏も甲子園ではここまで2試合で被本塁打はなかった。さらに昨夏は24回を投げてわずか1失点(自責0)。今夏も過去2試合は3失点にとどめていた。

5回にも1死満塁から相手エースの菰田陽生(はるき=2年)に適時三塁打を打たれ、3失点。6回にも9点目を失った。6回を投げ終え、ベンチ前に戻ったとき、小牧憲継監督(42)に言葉をかけられ、7回の打席は代打を送られた。

2年夏は通算24回1失点という驚異的な投球で、甲子園初優勝に貢献していた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】京都国際エース西村一毅、6回9失点で降板 7回の打席で代打送られる