【イラスト】セ・リーグ1週間振り返り8月5日~10日

先週の入れ替え&ファーム情報を、球団別でおさらいします。セ・リーグ編。

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【阪神】岩崎が12日、最短10日で1軍に復帰した。腰の疲労で2日、3年ぶりにシーズン途中で出場選手登録抹消。実戦登板せず2軍施設で調整した。17日巨人戦の9回、1日ヤクルト戦以来の登板。1回無失点で、今季24セーブ目を挙げた。湯浅が17日に同抹消。藤川監督は「去年そこまで試合数を投げていないので、少しずつレスト(休息)を取りながら」と説明した。

【巨人】山崎が16日、今季初めて1軍登録から外れた。ここまでチームトップの9勝をマークし、防御率も1・73。開幕から大車輪の活躍も、8月は3試合に先発して防御率6・32と精彩を欠いていた。杉内投手チーフコーチは「ちょっと疲労がたまっている」と抹消理由を説明。「1回休んで残り4、5試合を全力でいってもらおうかな」と期待した。

【DeNA】2軍調整を続けていたドラフト1位の竹田、移籍後初登板の藤浪が1軍で軒並み好投した。先発陣は大貫が上半身の違和感、バウアーとケイが腰の違和感で離脱しており、新戦力の台頭が求められる。野手陣は上半身のコンディション不良で離脱していた森敬が16日に2軍戦で実戦復帰。17日にさっそく2安打を放った。同日には松尾も今季2軍1号と状態を上げている。

【広島】17日中日戦で4回途中6失点の遠藤が18日に2軍降格となった。空席となった24日中日戦は17日ウエスタン・リーグのソフトバンク戦に先発した常広が今季初昇格初先発する見込み。また、21日DeNA戦は8日中日戦で7回無失点と好投した高が、中12日で先発する。1軍の先発は5番手以降が固定されず、2軍のローテ投手と入れ替えながらの起用が続いている。

【中日】17日のDeNA戦先発の藤浪対策で、宇佐見、板山の2人が昇格。「5番・三塁」で出場した板山は猛打賞に好守でアピールした。投手では開幕から支えてきた左の中継ぎ橋本が8月だけで3敗するなど調子を落とし再調整。斎藤、近藤が代わりの左のリリーフとして期待される。2軍では石川昂が16日オリックス戦から実戦復帰し2戦連続安打を放っている。

【ヤクルト】上半身コンディション不良でファーム調整中の石山が19日巨人戦(神宮)から約1カ月ぶりに1軍復帰する。7月12日の登録抹消後、実戦復帰4戦目となる8月17日のイースタン・リーグ楽天戦(戸田)では1回を完全投球だった。16日の1軍広島戦(マツダスタジアム)で6回8安打5失点の吉村は2軍再調整。サンタナは米国で右肘手術し、今季はリハビリに専念。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【セ入れ替え&2軍情報】DeNA藤浪晋太郎が昇格すぐ好投、広島常広羽也斗が昇格見込み