ヤクルト中村悠平(2025年8月10日撮影)

ヤクルト中村悠平捕手(35)が通算1000安打の節目を本拠地で決める。

18日、広島から帰京した。19日から巨人3連戦、22日から阪神3連戦と神宮での戦いとなる。これまで通算999安打で、プロ野球史上326人目の記録に王手が懸かる。17年目のベテランは「スケジュールの巡り合わせですが、神宮を達成するチャンスがある。今は夏休みですし、たくさんのファンがいる神宮で達成できるなら、それはうれしいですし、光栄」と気持ちを高めた。

8月は19打数7安打の打率3割1分6厘と状態を上げてきた。扇の要として重責を背負いながら、大きな離脱なくグラウンドに立ってきた。08年ドラフト3位で福井商から入団した時は、ここまで安打を積み重ねられるとは思っていなかった。「大きいけがをすることもなく、コツコツと積み重ねてこられた結果」。勝利を最優先に求める先に節目の1本を見据える。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】中村悠平、本拠地で決める通算1000安打「神宮で達成できるならうれしい」