ドジャース対パドレス 8回裏ドジャース無死、ソロ本塁打を放つベッツ(撮影・垰建太)

<ドジャース5-4パドレス>◇17日(日本時間18日)◇ドジャースタジアム

ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、この日までに米ポッドキャスト番組「BASEBALL BAR-B-CAST」に出演し、苦しむ今季について語った。

ベッツは開幕から体調不良やアクシデントによる負傷もあり、ここまでキャリアワーストペースの成績。18年にシーズンMVPを獲得した超人は、16年から続いていたオールスター出場もついに途切れた。

8月に入ってから復調気味ではあるが、今季については「とてもガッカリする」と率直な心境を告白。さらに「本当に嫌な気分。キャリア全体での目標にも近づいていたのに。いつもすべての記者がそのことについて聞いてきますし…」と続けた。

それでもスーパースターは切り替えた。ベッツは「本当に、今日勝つことだけに切り替えたんだ。今日、勝つためには何でもできる。4打数ノーヒットかもしれないけど、犠牲フライを打ったかもしれない。守備でいいプレーをしたかもしれない。それはチームを助けることになる。このマインドセットに切り替えてから、本当に毎日を乗り切れるようになったんだ。(収録時点で)打率2割3分は本当に辛い。人生で一度もないようなことを経験している」と話した。

つづけて「この状況から抜け出す方法はよくわからない。私がコントロールできるのは、チームの勝利に貢献すること。それができれば毎日眠れますよ」と締めくくった。

ベッツはこの日、4-4の8回に勝ち越しの13号ソロ。宿敵パドレス相手のスイープに大きく貢献した。試合後には「やっとチームのために何かできたって感じです。守備ではある程度は貢献できていたと思いますが、バットではあんまりでしたから。本当にうれしかったです」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「毎日を乗り切れるようになった」ベッツが自己ワーストシーズンに「ガッカリ」も意地の切り替え