Jリーグとサンリオの共同企画「フェアプレーリボンプロジェクト」の発表会見に出席した、左からJリーグの鈴木章吾執行役員、Jリーグキング、ハローキティ、サンリオの柴田貞規常務執行役員(撮影・佐藤成)

Jリーグは18日、都内で、サンリオとの共同企画「フェアプレーリボンプロジェクト」を実施すると発表した。

フェアプレー精神を大切にするJリーグと、ハローキティなどで知られるサンリオがタッグを組み、フェアプレーについて考える機会創出を目指す。今年9月~10月を対象期間とし、Jリーグ全60クラブでの来場者プレゼントやコラボグッズの販売などを行っていく。

Jリーグの鈴木章吾執行役員は、「期待することはフェアプレー精神の理解促進」と語り、「パートナーシップを通してJリーグの関心度の向上に寄与するのでは。キャラクターIPの力を通して新しいファン層の開拓につながる」と期待感を示した。

人と人の気持ちを結ぶ「なかよしのしるし」であるハローキティのリボンに全60クラブのカラーやエンブレムデザインを取り入れたキービジュアルを展開。同デザインを施した「フェアプレーリボンクリアファイル」を、来場者向けにプレゼントする企画も行う。

両者は8月1日にフェアプレーパートナー契約を締結。今回の企画に携わったサンリオの柴田貞規常務執行役員は「サッカーを支えていきたいということでパートナーシップ。サポーターでもスポンサーではなく、共創していきたい」と思いを明かし、「フェアプレーを大切にし、サポーター、Jリーグ様、サッカー関係者のみなさまと一緒に、1人でも多くの笑顔を作っていきたい」と力を込めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Jリーグがサンリオとの「フェアプレーリボンプロジェクト」発表「新しいファン層の開拓に」