ドジャースが宿敵パドレスに会心の3連勝スイープ 4点差を守り切れずもベッツが値千金の決勝弾
<ドジャース5-4パドレス>◇17日(日本時間18日)◇ドジャースタジアム
ドジャースがパドレスとの接戦を制し、宿敵相手に会心のスイープを決めた。
パドレス先発ダルビッシュ有投手(39)に対し1回、大谷翔平投手(31)が95・6マイル(約154キロ)の直球を右前に運ぶと、ムーキー・ベッツ内野手(32)がフルカウントからしぶとく四球を選んで出塁。1死一、二塁からフレディ・フリーマン内野手(35)が、95・5マイル(約154キロ)のツーシームを捉え、先制の15号3ランを放った。さらに2死からアンディ・パヘス外野手(24)が、スプリットを左翼席への20号ソロとして4点を先制した。
守っては先発タイラー・グラスノー投手(31)が、5回を2失点にまとめる粘投。アンソニー・バンダ投手(32)やベン・カスペリアス投手(26)、エドガルド・エンリケス投手(23)、ブレーク・トライネン投手(37)が無失点の継投を見せた。
8回にアレクシス・ディアス投手(28)が招いた1死一、三塁のピンチで、6番手アレックス・ベシア投手(29)が内野ゴロで同点とされたが、その直後にムーキー・ベッツ内野手(32)が、左翼席へ決勝の13号ソロで勝負を決めた。
大谷は第1打席から右安、左飛、空振り三振、中飛。
ドジャースはこれで宿敵パドレスに会心のシリーズ3連勝。シリーズ前には1ゲーム差で単独首位を明け渡したが、逆に2ゲーム差を付けて返り討ちにした。
ドジャースは22日(同23日)から、敵地ペトコパークで再びパドレスと3連戦を予定している。