大谷翔平、2度目の大飛球が再びフェンス手前で…得意の左中間方向へ飛距離116mの本塁打性も
<ドジャース-パドレス>◇17日(日本時間18日)◇ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が、ダルビッシュ有投手(39)から安打を放った。
「1番DH」でスタメン出場。第1打席はカウント2-2から低めの95・6マイル(約154キロ)の直球を右前に運んだ。ベッツの四球で二進すると、1死からフリーマンの15号3ランで生還した。
第2打席は4-0の2回1死一塁、初球のツーシームを逆方向へ大きな飛球を放つも、左翼手ロレアノの好守に阻まれた。打球速度104マイル(約167キロ)、346フィート(約105メートル)の当たりだった。
第3打席は4-2の5回1死、右腕アダムと対戦。カウント1-2からチェンジアップで空振り三振に倒れた。
第4打席は4-3の7回2死で、左腕モレホンと対戦。2ストライクから内角のスライダーを捉えるも、フェンスの手前で捕球された。この日2度目の本塁打性の当たりは、打球速度101・5マイル(約163キロ)、飛距離381フィート(約116メートル)だった。
ダルビッシュとの対戦成績は、ポストシーズン(PS)を含めると13打数2安打5三振になった。
今季は試合前時点で打率2割8分3厘、メジャー2位タイ、リーグトップタイの43本塁打、80打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.018としている。
118得点はメジャー単独トップ。2位のアーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)は95得点で、大きく引き離している。シーズン歴代最多得点は1921年にベーブ・ルースが達成した177得点。
投げては9試合に登板して0勝0敗、防御率3・47。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。
前回登板の13日(同14日)エンゼルス戦では、今季自己最長の4回1/4を4失点だった。