【甲子園】明豊スーパー1年川口琥太郎、聖地でも大暴れ12の7「次は8強以上目指す」目標はプロ
日刊スポーツ 2025年08月17日 20:26:35
<全国高校野球選手権:県岐阜商3-1明豊>◇17日◇3回戦
明豊のスーパー1年生・川口琥太郎内野手の夏が終わった。代打満塁弾を含む7打数6安打の九州大会に続き、聖地でも12打数7安打と存在感を示した。
3点を追う2回表の第1打席、浮いた直球を捉えた打球は左翼後方へ。「チームの雰囲気を上げようと思って」と積極走塁で三塁まで到達し、好機を演出。チームで唯一、本塁を踏んだ。2回を含めて3度、先頭打者として安打を放ち、攻めあぐねる打線で孤軍奮闘した。
川崎絢平監督(43)も「今日の打撃に自信を持ってチームを引っ張っていってほしい」と期待を寄せる存在。入学時に指揮官と交わした「川口をプロ野球選手にする」という約束を果たすため、レベルアップを目指す。「独特の雰囲気や歓声の中でプレーできていい経験になった。次は8強以上を目指す」。雪辱を誓った川口の物語は、まだ始まったばかりだ。【一 樹】
▽明豊・寺本 初回は力が入りすぎてしまった。崩れても立て直せたのは成長。(3度の甲子園は)人生の財産になる経験だった。
情報提供元: 日刊スポーツ