ジャスティン・ディーンのインスタグラムから

<ドジャース6-0パドレス>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム

メジャー初昇格を果たしたドジャースのジャスティン・ディーン外野手(28)が、この日までに地元放送局「スポーツネットLA」のインタビューに応じた。

ディーンは俊足の外野手として、8日(同9日)にメジャー初昇格。18年のドラフト17巡目(全体502位)でブレーブスに指名を受けてから、苦節7年目でメジャーリーガーとなった。傘下3Aオクラホマシティーでは今季81試合に出場し、打率2割7分4厘、6本塁打、31打点、25盗塁をマークしていた。

メジャー昇格の連絡を受けた瞬間を告白。ディーンは「水曜日のデーゲームの後にホテルでくつろいでいたら、監督から電話がかかってきたんです。『いま何してる? 座ってる? 横になってる?』って言われて、『横になってますよ』と答えたんだ。そしたら『そのまま動くなよ。君はメジャーリーガーになるんだ』って言われました。僕は『うそでしょ?』って言いました。そしたら監督は『こんなことでうそなんかつかないよ。おめでとう。君は本当に努力してきたから』って。信じられませんでした。7年かかりましたけど、ようやくこの舞台に来られました」と振り返った。

マイナーとはケタ外れの設備にも言及。「すべてがアップグレードです。スタジアムも設備も素晴らしい。ここに来たら全力を出さないわけにはいきませんよね。みんな素晴らしいプレーヤーだから、自分もその一員になりたいです」と話すと、番組MCを務める元ドジャースのジェリー・へアストン・ジュニア氏(49)から「ちなみメジャーには温水便座もあるんですよ」と話を振られ、ディーンは「温水便座は初めてですよ」と苦笑いで語った。

ディーンは昇格した日のブルージェイズ戦で守備から途中出場。打撃は1打席1三振だが、守備や代走で7試合に出場している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「そのまま動くな」ドジャース苦労人、メジャー初昇格の瞬間 ドラフト全体502位から苦節7年