Rソシエダード久保建英(2025年7月撮影)

<スペインリーグ:バレンシア1-1Rソシエダード>◇16日(日本時間17日)◇第1節◇バレンシア

Rソシエダードは16日にアウェーで行われたスペインリーグ開幕戦でバレンシアと対戦した。後半12分に失点する厳しい展開となるも、右ウイングで先発出場した久保がその3分後にペナルティーエリア外から強烈な左足のシュートを突き刺し、1-1の引き分けで終了した。

クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコは久保のパフォーマンスについて、「何度もガヤと対峙(たいじ)した。ガヤにはイエローカードが2枚出される可能性があったが、それはどちらも久保に対してだった。久保は自分の力をもっと信じれば、あらゆる場面でガヤを翻弄(ほんろう)できたはずだ。FKのシュートは非常に悪かったが、クラック(名手)のゴラッソで帳消しにした。ためらうことなくペナルティーエリア手前から左足で素晴らしいシュートを放ち、アギレサバラを破った」と評し、チームトップタイの4点(最高5点)をつけた。

同紙はバレネチェアをこの試合のチームMVPに選出し、久保、トゥリエンテス、ブライス・メンデス、パブロ・マリン、オヤルサバルと並ぶ4点と高評価。続いて、スベルディア、チャレタ=ツァル、アイエン・ムニョスが3点、アランブル、エルストンド、セルヒオ・ゴメス、デ・サラテ、ゲデスが2点。レミーロはチームワーストの1点だった。

Rソシエダードはこの後、24日にホームで行われるスペインリーグ第2節でエスパニョールと対戦する。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 開幕戦ゴールの久保建英「ゴラッソで帳消しにした」 地元紙はチーム最高評価