落合博満氏(2019年3月10日撮影)

元中日監督の落合博満氏(71)がTBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演し、セ・リーグでのDH制導入について言及した。

同リーグでは、26年からDH制の導入が決定。高校野球では来春センバツから同制度が採用される。名将として中日をリーグ優勝、日本一へ導いた落合氏は「もう決まったからにはそのルールでやるしかない。外国人選手を連れてくるのに、今までセ・リーグの場合はね、ある程度守れなければ連れてこられないっていうのがあったけども、その枠が外れるので手は広がると思います」と話した。

つづけて「僕、結構反対してたんですよ、実は。(MLBの)アメリカン・リーグはDHでナショナル・リーグがピッチャーが打席に入ってた。そのスタイルがずっと続いてたんだよね。日本でもパ・リーグはDHだけども、セ・リーグはピッチャーが打席に入る。そういう流れで野球をやってたので、変わることはないんじゃないのかなと思ってたけども…」と語った。

最後に「大谷ですよね、すべて変えたのは。どっちもできてしまうと、大谷ルールですよね。だから日本の高校野球でも、大谷ルールを採用するとかっていう話があるでしょ? だからピッチャーが打席に立たないことではない。バッティングの良いピッチャーは打席に立って、それでマウンドを降りたときにDHに入るっていうスタイルは継続されていくだろうと思いますね」と、ドジャース大谷翔平投手(31)の名を挙げて説明した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 落合博満氏「結構反対してたんですよ」セのDH制導入で激白「大谷ですよね、すべて変えたのは」