【中日】井上監督「こっちから促したわけではなく、翔が決めた」中田翔の引退発表に/一問一答
<中日3-4DeNA>◇15日◇バンテリンドーム
中日が3位DeNAに敗れ3ゲーム差に広がった。借金は再び10となった。
試合後の井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-9回にスリーバント失敗し10回の守りから石伊が交代。石伊はバント時に指を詰めた
「そやな、ちょっと心配やな。ちょっとまだあれやけど」
-明日以降は
「まだそれは。俺もちらっと見たけど、その後、そんなにしゃべってないから。これから確認する」
-延長10回、左足に打球が直撃した福は
「明日は腫れるやろな」
-リードしてまた追いつかれて
「夢斗(金丸)が投げたのが遠い昔の感じがするけど、結果、清水も松山も投入してって形の中で、耐えていかないといけないなかで敗戦してしまったのがすごく痛いかな」
-8回に1度追いついたボスラーの1発から流れに乗りたかった
「そこで、(石伊の)バントの件があったりとか、そこで手は一応打ってそういう形は作ったけど、切り札としてブライトを置いておいて。野球だから、『打ってくれ』って願っていても、三振だってするし。ゲッツー打ったりもするし、それをこっちも信頼して出してる以上、やんややんや言うつもりはないし。そういう中で、なかなか、運がこっちにまわってこなかったかな」
-中田が引退を表明。どんな選手だった
「簡単に言うと個性の強い。それでドラゴンズでもう1回、ひと花咲かせるつもりで来てくれたんだろうけど、故障しがちってところで本人もやきもきしてて
引退を決意ってのはこっちから促したわけではなくて、翔が『自分でやめます』って決めたことだし。でも、あいつが残した数字とか、日本ハム、巨人、中日って3球団渡り歩いたってところでインパクトってのは残してると思うので、惜しい人材というか、個性の強い人材ではあったけど、みんなの印象に残る野球選手だったかなと思います。オレができることは、できる範囲の中で『どういった形で送り出せるかな』ってのはちょっと考えようと思います」