巨人対阪神 4回表阪神無死一塁、左越えに2点本塁打を放ち打球の行方を見る大山。投手山崎(撮影・たえ見朱実)

<巨人-阪神>◇15日◇東京ドーム

巨人山崎伊織投手(26)が19試合目の先発で、今季最短KOを喫した。4回4失点。虎打線に対し、4安打4四死球と崩れた。「大事なカードの初戦で、先発としての役割を果たすことができず申し訳ないです」とコメントした。

初回から制球が定まらず、首をかしげるしぐさも見られた。2回には先頭の阪神大山に死球、続く高寺に四球と苦しむ。3回まで何とか「0」で抑えたが、4回につかまった。

無死一塁から大山に先制の2点本塁打を許すと、下位打線に安打と四球。2死二、三塁から近本に2点適時打で加点され、この回だけで4失点。投げ終えて交代が告げられた。

3年連続の2桁勝利をかけたマウンドだった。「勝ちはついてくるものだと思う。試合を壊さないように、先発としての役割をできるように」と臨んだ一戦。試合前まで防御率1・49はリーグトップと投手陣の軸だった。伝統の一戦のカード初戦で、悔しい結果となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】山崎伊織、4四死球と崩れ4回4失点今季最短KO「先発の役割果たせず申し訳ない」