ドジャース佐々木朗希(2025年8月5日)

右肩のインピンジメントで負傷者リスト入りしているドジャース佐々木朗希投手(23)が14日、マイナーリーグで負傷後初のリハビリ登板を行った。3Aオクラホマシティーの一員としてアルバカーキ戦に先発。2回0/3で6安打1四球3失点だった。「健康面で不安なく終えることができて、そこは良かった。パフォーマンスで言えば、いろいろ課題はある」と話した。

5月9日以来、98日ぶりに実戦マウンドに上がった。初回の先頭に四球。盗塁と右前打で、打者2人で失点した。「ふわっとした感じで入ってしまった。力感も抑え気味になってしまった」と躍動感が不足。さらに単打2本で失点を重ねた。初回の平均球速は93・4マイル(約150キロ)だった。

「ちょっと(球速を)上げにいった」という2回はこの日最速95・7マイル(約154キロ)を計測して無失点だったが、3回は連続中前打を浴び無死一、二塁で降板した。41球で予定の3回を投げきれなかった。だが、新球ツーシームを試すなど収穫もあった。「バッターの嫌そうな反応もありますし、詰まらせてゴロもある。元々シュートする感じのボールなので、違和感なく投げられた」と話した。

次回もマイナーで登板の予定。「9月の大事な時期に投げられるか」と先を見据えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 佐々木朗希、負傷後初のリハビリ登板で3回途中3失点「健康面の不安なかった。課題はある」