花巻東対東洋大姫路 6回裏東洋大姫路無死、木下は安打を放つ(撮影・上田博志)

<全国高校野球選手権:東洋大姫路8-4花巻東>

東洋大姫路の高田瑠心内野手(3年)の甲子園初安打が決勝打になった。

初回2死二塁で花巻東・萬谷のストレートを左前に運び、先制点をたたき出した。「(先発の)木下は前の試合、1人で投げている。打ってあげないとと、先制にこだわりました」。高田は1年夏からベンチ入りも、今春センバツを控えた冬に交通事故で右足甲を骨折するなど不運なケガに苦しんだ。それだけにこの日9回に復活登板を果たした阪下の投球には「エースとして背負うものがあったと思う。ああいうピッチングをしてくれると、自分はまだまだだなと思います」と復活が刺激になったことを明かした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】東洋大姫路・高田瑠心、甲子園初安打が決勝打「先制にこだわった」粘投木下を援護