実戦復帰後初めて一塁の守備に就く巨人岡本(撮影・水谷京裕)

<イースタン・リーグ:巨人-西武>◇15日◇ジャイアンツタウンスタジアム

巨人岡本和真内野手(29)が試合後、この日引退を発表した中日の中田翔内野手(36)について語った。

「いや、もうね僕らが中学高校の時、右バッターの長距離砲で本当に憧れていましたし。プロに入っても日本ハムですごかったですし。まさか一緒に2年半くらいプレーすると思ってなかったので。いろいろ教えてもらいましたし。敵チームで対戦するのが楽しみだったんで、さみしいですけど。まあさみしいのが一番ですね。まずゆっくり休んでほしいなっていう気持ちもあります」と率直な気持ちを口にした。

中田は岡本より7学年上だが、チームを離れてからも連絡は取っていたという。岡本は「ほんまにちょいこの間に連絡をしていて、本当に先週ぐらいです。それでそれ(引退)だったんでびっくりしました」と明かした。

ともにプレーした時間を振り返り「守備もうまいですし、バッティングもいいので。ジャイアンツにきた時、僕が不甲斐ないバッティングをしていた時、翔さんが4番に入って、僕が楽に打たせてもらってたので。そういう部分でお手本になる。優しいですし、いい人だなと。本当に」と懐かしんだ。

中田は22年8月11日の中日戦(バンテリンドーム)で移籍後初の「4番」に起用され、巨人の4番としては「91代目」を務めた。

その試合で岡本は定位置の4番ではなく「6番」を打ち、3シーズンぶりに4番以外で先発出場した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】岡本和真、引退の中田翔に「右の長距離砲で本当に憧れていました」2年半ともにプレー