佐々木朗希マイナーで負傷後初のリハビリ登板、予定の３回を投げきれず２回０／３を６安打３失点

2025年8月8日、ライブBPに臨むドジャース佐々木（撮影・垰建太）

＜オクラホマシティー－アルバカーキ＞◇14日（日本時間15日）◇オクラホマ州オクラホマシティー

右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト（IL）入りしているドジャース佐々木朗希投手（23）が、マイナー傘下3Aで初のリハビリ登板を行った。

3回を予定していたが、2回0／3で計41球を投げ6安打3失点、1四球で降板。最速は95・7マイル（約154・0キロ）だった。

佐々木は傘下3Aオクラホマシティーの一員としてアルバカーキ戦に先発。いきなり先頭を歩かせ、二盗で無死二塁となったところで右前打を浴びて先制された。

3、4番は二ゴロと一邪飛に抑えたが、再び二盗されて2死二塁となり、5番ヒウラに適時打を打たれてこの回2失点目。続くロモにも右前打を許したが、最後は7番打者を遊ゴロに仕留めた。

1－2となった2回は1死から三塁へのバント安打を許したが、後続を抑えて無失点。3回は先頭から連打を許し、無死一、二塁の場面で降板した。後を受けた2番手右腕ボイヤーが走者を1人返し、佐々木に3失点目が記録された。

5月13日にIL入りした佐々木は7月29日に打者相手の投球を再開。8日には本拠地ドジャースタジアムで負傷後3度目となるライブBPを行い、球速97マイル（約156キロ）を計測した。8月下旬の復帰が見込まれている。今季メジャーでは8試合で1勝1敗、防御率4・72。

【佐々木の投球内容】

1回（23球）四球、右前打、二ゴロ、一邪飛、右前打、右前打、遊ゴロ

2回（13球）遊ゴロ、三塁内野安打、三ゴロ、二飛

3回（5球）中前打、中前打