阪神近本光司(2025年8月10日撮影)

阪神近本光司外野手(30)がミスターの偉業に間もなく並ぶ。13日広島戦(マツダスタジアム)で5試合連続安打を記録し、今季129安打に到達。7年連続130安打まで残り1本としている。新人から7年連続130安打をクリアすれば、6月3日に亡くなった巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんに続いて史上2人目となる。

ルーキーイヤーの19年に159安打で長嶋さんのセ・リーグ新人記録を塗り替えた。以降は毎年のように入団年からの通算安打数で比較され続け、昨季は長嶋さん以来となる新人年からの6年連続打撃タイトル。近本は今回も長嶋さんの名前を聞かされ「毎年光栄なことだと思います。まずケガなく、ここまで来られた。まだまだ1本は遠いので、その1本をしっかり意識して」と先人へのリスペクトを言葉に込めた。

15日からは巨人3連戦(東京ドーム)に臨む。16日は長嶋さんの追悼試合として行われる。3連戦中の130安打目に期待がかかる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】近本光司「1本を意識」長嶋茂雄さんの偉業「新人から7年連続130安打」まであと1本