【甲子園】初出場の綾羽、優勝筆頭候補の横浜に善戦 逆転負けも、三塁側の大応援団に応えた
日刊スポーツ 2025年08月14日 15:25:19
<全国高校野球選手権:横浜5ー1綾羽>◇14日◇甲子園
春夏通じて甲子園初陣の綾羽(滋賀)が、優勝候補筆頭の横浜(神奈川)を相手に善戦した。
先手をとったのは、綾羽。初回に山本迅一郎捕手(3年)の犠飛で1点を先制した。だが5回、横浜に追いつかれ、6回に2点の勝ち越しを許した。先頭から2者連続死球で無死一、二塁とされ、次打者の犠打を処理した藤田陸空(りく)投手(3年)が三塁へ悪送球。2人の走者をかえしてしまい、痛恨の失点となった。
8回にも失策がからんで2点を失い、じわじわと引き離された。だが中盤まではセンバツ王者と互角に渡り合い、満員の三塁側アルプスの熱い応援に応えた。
午後10時46分に終わった高知中央との初戦は、甲子園史上最も遅い終了試合。2回戦は優勝候補を途中まで苦しめ、綾羽ナインは初めての甲子園に別れを告げた。
情報提供元: 日刊スポーツ