田中賢介氏(2024年3月撮影)

<エンゼルス-ドジャース>◇13日(日本時間14日)◇エンゼルスタジアム

ドジャース大谷翔平投手(31)が移籍後初となる古巣エンゼルス戦に先発し、マイク・トラウト外野手(34)と23年WBC決勝以来となる対戦を果たした。876日ぶりの再戦で、2打席連続の見逃し三振に打ち取った。

第1打席は5球連続の直球勝負でフルカウントとすると、最後はスイーパーで見逃し三振に打ち取った。

第2打席は一転して初球はカーブから入った。スイーパーも外れ、2ボールから直球でファウル、見逃しで2-2に。最後は外角低めへ100・7マイル(約162キロ)の直球で見逃し三振に打ち取った。

NHKBSで解説を務めた元日本ハムの田中賢介氏は「入りのカーブは予想外ですね」と解説。最後は外角低めいっぱいの直球で打ち取り「素晴らしいボールですね。低いと思って審判にボールじゃないかと言ってましたから、想像より伸びてきているんでしょうね。体感よりも伸びがあるんでしょうね。見逃し三振っていうのが、してやった感がありますよね。トラウトの方が苦手意識があるかもしれませんね」と語った。

トラウトに対しては23年WBC決勝の9回2死からもスイーパーで空振り三振を奪っている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 「トラウトのほうが苦手意識」大谷翔平162キロで2打席連続見逃し三振 NHK解説者も称賛