大谷翔平、2回にソロ本塁打含む2失点も3回は3者凡退に 移籍後初の古巣戦登板
<エンゼルス-ドジャース>◇13日(日本時間14日)◇エンゼルスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(31)が721日ぶりに古巣エンゼルス戦のマウンドに上がり、移籍後初登板に臨んだ。打者としては5戦連発の44号をかけて「1番投手」で出場。
初回に三塁打を放った大谷は、続くベッツの適時打で先制のホームを踏み、先制点をもたらした。
投手として3点リードで迎えた初回、先頭ネトを空振り三振、シャヌエルを二ゴロに仕留める。23年WBC決勝戦以来876日ぶりに対戦した主砲トラウトには、5球連続で直球を投じ、カウント3-2から最後はスイーパーで見逃し三振を奪った。
しかし2回、先頭ウォードに真ん中低めの97マイル(約156キロ)直球を捉えられ、中越えソロ本塁打を浴びた。続くモンカダにも左二塁打を許し、なおも1死三塁からレンヒーフォに右犠飛を打たれ、1点差に縮められた。
1点リードで迎えた3回は、先頭テオドシオを空振り三振、ネトを遊飛、シャヌエルを空振り三振に仕留め、3者凡退で切り抜けた。
大谷は今季8試合に登板して0勝0敗、防御率2・37。前回登板の6日(同7日)カージナルス戦では、今季自己最長の4回を1失点8奪三振だった。