中日井上監督(2025年8月13日撮影)

中日井上一樹監督(54)が15日からのDeNA3連戦(バンテリンドーム)で「地の利を生かす」と誓った。現在借金9の4位。3位DeNAとは2ゲーム差。3連勝なら順位が入れ替わる。

「DeNAだからじゃなくて、巨人だろうが広島だろうが試合数が減ってくると、こっちで勝って、こっちで負けていいっていう試合があるわけじゃない」。残り38試合。2位以下が大混戦の中、12年以来のクライマックス・シリーズ(20年は3位もコロナ禍で中止)進出のためには、この3連戦だけに集中するわけにもいかない。

今季ここまでDeNAとの対戦は6勝11敗と大きく負け越している。だが、敵地横浜では2勝7敗も、今回の舞台、本拠地バンテリンドームでは4勝4敗と互角だ。

13日巨人戦では不振の岡林勇希外野手(23)を3戦ぶりに本来の1番に戻し、2安打を放った。上林誠知外野手(30)ジェイソン・ボスラー外野手(31)が猛打賞。新外国人マイケル・チェイビス内野手(30)にも3号ソロが飛び出すなど打線も上向き。「地の利は生かさなあかん」。広い球場で空中戦にせず、つなぐ打線で接戦に持ち込み、食らいつく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】15日から2ゲーム差の3位DeNAと3連戦 井上監督「地の利は生かさなあかん」