【甲子園】仙台育英が2年ぶり3回戦進出 1年生二遊間が華麗な併殺 吉川陽大が2戦21K
<全国高校野球選手権:仙台育英6-2開星>◇14日◇2回戦
3年ぶりの優勝を狙う仙台育英(宮城)が開星(島根)を破り2年ぶりの3回戦進出を決めた。
1回表に1点を先制されたがその裏、4番川尻の犠飛と敵失で逆転。5回には暴投で3点目を奪った。6回には2死三塁から2本の適時打で2点。8回には8番高田庵冬内野手(3年)が左中間へ大会第7号となるソロ本塁打を放ち6点目を奪った。
守っては1年生の二遊間コンビが華麗なプレーでピンチを救った。5回無死一塁。開星・小村の中前へ抜けようかというゴロを二塁手の有本豪琉がバックハンドで捕るとそのままベースカバーに入った遊撃手の砂涼人にグラブトス。砂が一塁へ転送して見事な併殺を完成させた。
先発は梶井湊斗(2年)は3回途中1失点で降板。1死二、三塁で登板した吉川陽大(3年)が好救援で切り抜けるとそのまま9回まで1失点に抑え逃げ切った。吉川は初戦で5安打完封12奪三振。この日も6回2/3を4安打1失点に抑え9奪三振。2試合15回2/3を9安打1失点21奪三振と好投が続いている。
開星は15年前の夏、仙台育英に勝利目前からまさかの逆転負けを喫したリベンジならず。1回に1点を先制。8回に2点目を挙げたが届かず。18年ぶりの3回戦進出を逃した。