日本ハム対ロッテ サヨナラ勝利し笑顔で手をたたく新庄監督(撮影・黒川智章)

<日本ハム3-2ロッテ>◇13日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(53)が試合後、清宮幸太郎内野手(26)が7回にセーフティーバントを試みた場面を振り返った。1点を追う7回先頭で、清宮幸は2打席連続で抑えられていたロッテ種市に対してカウント1-0からの2球目にバットを寝かせた。思わぬ“奇襲”に場内は「おぉ~」と騒然となったが、打球は一塁側寄りの捕手前に転がり、あえなく捕ゴロとなった。

新庄監督は、あの場面について「(ロッテ三塁手の)安田くんの守備位置を見たら、もう三遊間のとこに守ってたから。サード側にバントを転がすサインだった」と明かした。

相手の守備位置を見て仕掛けた作戦だったが、打球は「『あれ? ファースト側』。相手がああいう守備位置を取っていたら、こういうサインもあるよっていうところで、やっぱ練習しとかないとね。大事な1点を取りに行かないといけないんで。これはヒットを打つゲームじゃないんで。点を取りに行くスポーツなんで。みんなでね、取りに行かないと」と振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】新庄監督「守備位置見たらサード側に」清宮幸太郎バントはサイン…でも打球は一塁側に